エンジニアの挑戦!自作PCのデメリットとは

自作PCの『デメリット』

自作PCの『デメリット』

PCの自作にはある程度の英語力が必要

自作PCに挑戦したいエンジニアにとってデメリットとなりかねないのが英語力です。英語力が必要になるのは、パーツのマニュアルが英語版しかない場合です。ならば日本語のマニュアルがあるパーツにすればいいと言いたいところですが、英語版のマニュアルしか用意されていないパーツもあるんです。パーツのマニュアルが大丈夫だったとしても、OSを起動するにあたって英語のメッセージを理解しないといけない場合もあります。インターネットで検索したり、翻訳機能を使ったりすれば解決できる程度の英語とはいえ、英語力はあったほうが何かといいことに変わりはありません。

騒音が出るPCができてしまうことが多い

自作PCを正しく組み立てられたとしても、CPUファンやケースファン、グラフィックボードのファンなどの音が大きくなってしまうというデメリットがあります。メーカー品でもファンの音が気になることがありますが、自作のPCとなるとそれ以上になる可能性があるわけです。ファンの音を小さくするためには、ファンコントローラーで回転数を落とすなどの工夫が必要になるかもしれません。

PCの組み立てに関する基礎知識は必須

各種パーツにはマニュアルがついているものですが、内容がわかりにくいことも多いんです。そもそも自作PCはいろんなパーツを自由に組み合わせるものなので、組み合わせたい他のパーツのマニュアルに書かれている専門用語と内容がマッチしないこともあります。組み立てている途中に自分のミスでパーツを壊してしまえばそれまでですし、わからなければそこから先へは進めません。となると、自作PCの組み立て方やパーツに関するある程度の知識は持っておいたほうがいいということになるわけです。

困ったときに頼れるのは自分だけ

メーカー品を新品で買えば購入から一定期間の保証が受けられたりしますが、自作PCには当然ながら製品保証がありません。自作PCの調子が悪かったり壊れたりして対処するのは自分自身です。パーツが壊れたならパーツのメーカーが対応してくれるとしても、どのパーツがダメなのかは自分で探して判断できないと話が進みません。もし自作PCにトラブルが発生したら、インターネットなどで同じようなトラブルの事例を探して、解決策をあれこれ試すしかありません。パーツのメーカーによっては、故障パーツの特定をサポートしてくれることもありますが、基本的には自分で解決しなければならないと考えておいたほうがいいでしょう。自作PCはいつ何が起きるかわからないので、突然のトラブルが発生しても仕事に支障が出ないような体制を整えておきたいですね。

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