エンジニアの自作PCに必要なパーツ「ファン」

【ファン】選びの基準は様々

【ファン】選びの基準は様々

ケースファンの役割

自作PCに必要なパーツのひとつがケースファンです。PCを酷使するエンジニアにとって、PC本体の熱を冷ましてくれるケースファンは気になるパーツですよね。
ケースファンの役割は、本体内部に空気の流れを作ることです。そうすることで、CPUやグラフィックボードなどの熱に弱いパーツをしっかり守ることができます。もしケースファンがなかったら、本体内部の温度はどんどん高くなってしまいます。ケースファンは、取り付ける場所さえあれば本体のどこにでも取り付けられます。

ケースファンの選び方

ケースファンを探してみると、いろんなタイプがあることに気づくと思います。そうなると、もうどれを選べばいいやらよくわからなくなってしまいます。
選び方のポイントとしては、静音設計であることです。作業中にファンの音が大きいと集中できませんよね。ファンの性能と同時に音がどの程度かはかなり重要なチェックポイントになります。もうひとつのポイントは設置場所です。一般的なケースファンの取り付け場所はフロント・リアです。フロントに吸気用、リアに排気用といった感じです。そうすれば、フロントからリアに向けて風の流れを作ることができます。完成品として販売されているPCの多くはこのタイプです。もしフロントかリアのどちらかにしかケースファンを取り付けられない場合には、リアに取り付けるようにしましょう。
サイド・トップに設置するタイプのケースファンも、一般的ではありませんがあることはあります。グラフィックボードの発熱量が多いPCならこのタイプがおすすめです。この場合は、サイド・トップのケースファン対応のPCケースを用意してくださいね。大きさは8cm、9cm、12cm角のものがトレンドで、もっと小型のモデルやハイスペックモデルもあります。
ケースファンは大きければ大きいほど効率的に冷却できますが、PCケースとの互換性を考えないと合わない場合があるので要注意です。

送風性能は入念にチェック

ケースファン選びで最も重要なのが、風の強さと音の大きさです。どこを見ればいいかというと、風量は「CFM」とファンの回転数を表す「RPM」です。数値が大きければ風量と回転数が多いということです。例えば、CFMの数値が同じ2つのケースファンを比較する場合、RPMの数値が大きい小型モデルのほうがノイズは大きくなるという考え方になります。PC内部の温度は季節によっても違うので、運転モードを調整できる機能付きのモデルがおすすめですよ。

ケースファンをじっくり比較しよう

ケースファンの選び方がわかったら、価格.comの「ケースファン 注目ランキング」であれこれ比較してみましょう。価格帯も種類もいろいろあるので、口コミなども参考にしながら自分が作りたいPCに合うケースファンを見つけてくださいね。

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